中国語学習者なら必見! 「HSK」と「中検」の違いとは?

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こんにちは! ミャザです

 

現在、中国語を学んでいる人、これから学びたいと思っている人、まずは資格だけとりあえず取りたい人。

一度は「HSK」、「中検(中国語検定)」という言葉を聞いたことがあると思います。

しかし、違いを説明できる人は意外と少ないです。

違いを知ることは重要です。

自分に合った方の資格を取りたい人のために、

「HSK」と「中検」の違いを基本的な部分から紹介していきます。

 

僕は、「HSK」を3級~5級まで取得しておりますが、中検は問題集を見たことしかありません。

実際にHSKはどんな試験なのか、また中検はHSKとどう違うのかを調べてきたので、最後まで見ていただきたいです!

 

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1.HSKとは?

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HSKの公式ホームページを見てみると、

HSKの成績報告は、中国国内だけでなく、日本国内、そして世界中で公的証明として活用することができます。 近年、中国に現地法人を置く企業はますます増加してきており、日本在住の中国人の方も増えてきています。それに伴い、中国現地法人での勤務をはじめ、中国企業とのやり取りを行ったりと、さまざまな業種・職種で中国語能力必要とされ始めています。

とあります。

つまり、世界中で留学や就職などに役立ちます。

実際に中国での仕事などで使う、中国語での運用能力、コミュニケーション能力に重きを置いているということです。

 

HSKとは、漢語(Han yu) 水平(Shui ping) 考試(Kao shi)の頭文字を取っています。

試験のレベルは、1級~6級まであり、

英検などとは違って、1級が一番難易度が低く、2級、3級、と級が大きくなるにつれて難易度が上がっていきます。6級が一番難易度が高いという訳です。

 

3級~6級の試験の内容は、「聞き取り」、「読解」、「作文」です。

1級と2級は、「聞き取り」と「読解」の二つだけとなっています。

2.中検とは(中国語検定)

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中検の公式ホームページを見てみると、

中国語検定試験(「中検」)は,主に日本語を母語とする中国語学習者を対象とします。
母語ではない外国語の運用能力を測るためには,母語と外国語の関係を処理する能力をも測らなければなりません。すなわち「訳す」能力です。
例えば日本語のネイティブスピーカーは,日本語で話す場合に相手との関係によって,失礼にならないことばを選んでコミュニケーションを図りますが,外国語を学習する場合も,自分の気持ちをぴったりと表現することばはどれか,日本語との対応関係から覚えていきます。これが「訳す」能力です。「読む」「聞く」「話す」「書く」の四技能は,いずれも「訳す」能力を必要とするのです。「中検」は,学習者の外国語能力をより正確に測るため,特にこの「訳す」能力を重視し,それを測ることに力を入れています。

とあります。

つまり、日本人向けの中国語試験という事であり、日本で中国語を活用するのに役に立ちます。

母国語のように自分の気持ちを表現するために、「訳す」能力に重きを置いている資格です。

 

中検は、準4級~1級まであり、これは英検と同じように級の数が小さくなるにつれて難易度が上がっていきます。

準4級~2級までは、リスニング(選択式)、筆記(選択式・記述式)であり、

準1級と1級は、リスニング(選択式・記述式)、筆記(選択式・記述式)となっています。

3.HSKを受験してみて

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中国留学をするためにHSKを取ることはいいことではありますが、

HSKを3、4、5級を持って留学に臨んだ僕でも、中国語で会話するのに数カ月かかりました。

なのでHSKを取ったから留学は余裕になるのではなく、まず留学に行く前の準備運動みたいなものだと思った方がいいでしょう。

 

試験のレベルは、日本人であれば漢字に慣れているので多少強引に答えを導き出せますし、

3、4級であれば単語をしっかり覚えれば合格点に達することはできると思います。

 

5級の場合も、単語をしっかり覚えて、筆記の問題は「接続詞」を覚えそれを自分が書ける簡単な文章に組み込めば点数は取れると思います。

あとは過去問を解き、パートごとに時間を意識すれば合格できます。

 

しかしこの方法はあくまで試験を合格できるやり方であり、中国語を使う力を付けるには遠回りなやり方ではあります。

コミュニケーションを取りたいのであれば、

実際につたない中国語でもいいので積極的に中国人と会話をした方がはるかに早く上達できます。

HSKはそのための準備運動として活用するのがいいと思います。

4.中検の問題を見て

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僕は、HSK合格のために勉強してきたので中検は結構レベルが高いように感じます。

中検は、読み書きメインなので、文法をしっかり学んでおかないとミスリードした読み方になってしまいます。

その結果答えもずれてしまい悪循環になると言えます。

 

また、声調の組み合わせやピンイン表記がかなり難しいと思います。

日本語にはない声調表記を覚えないといけなく、同じピンインで違う漢字、単語によってピンインが変わる漢字などがあり、こんがらがってしまいます。

 

しかし文法をクリアし、声調ピンインもクリアできれば、リスニングも楽になりますし、リスニングができれば他の問題も楽になります。

 

先ほどもあったように、中検は日本で運用するためにはいい試験ではありますが、話せるようになりたい人は中検はあまり向いていないと言えます。

 

最後に

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HSKや中検を通してより中国語を学びたい、中国についてもっと知りたいと思う人にはとてもいい試験だと思います。

しかし、中国語を使えるようになりたい人は試験というものは、目標を立てやすく問題が解ければモチベーションも上がります。

しかしあくまで中国語を使うための準備運動と捉えたほうがいいと思います。

 

僕は結構楽に試験に合格できたため、「余裕じゃん」と思っていました。

そんな中、中国留学に行ったら中国人の言葉がリスニングで聞いたのとは少し違っていて何を言っているのか全く分かりませんでした。

でも中国語を勉強するモチベーションになりましたし、勉強していく中で中国の文化を知ることができより中国について知りたいとも思えました。

 

皆さんにはまずはどうして中国語を勉強したいかを一から考えてから

自分に一番合ったやり方を見つけてもらいたいと思います!

 

ありがとうございました。

 



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